弊社Rehabilitation3.0との共創による取り組みを、積水化学工業株式会社様のオウンドメディア「SEKISUI CONNECT」にてご紹介いただきました。
左:積水化学工業 高機能プラスチックスカンパニー インダストリアル戦略室 荒浪亮氏
中央:Rehabilitation3.0増田浩和
右:積水化学工業 コーポレート イノベーション推進グループ 桑田健嗣氏
積水化学工業との共創に至った背景
弊社は、AIを活用して転倒リスクや生活機能の低下を予測・可視化するアプリ「Reha3.0」を開発・提供しています。ただ、いかに予測の精度が高くとも、それを“現場で本当に活用できる形”に落とし込むためには、センサーとの相性が非常に重要です。
そんな中で出会ったのが、積水化学工業様が開発された高精度の圧電センサー「ANSIEL(アンシエル)」でした。
この出会いを起点に、私たちは「予測型介護」の実現に向けてタッグを組みました。介護職員の“なんとなくの感覚”を、テクノロジーの力で言語化・数値化することによって、より良いケアの提供と業務負担の軽減を目指しています。
熱意とスピード感を持って向き合ってくださった積水の皆様
なかでも「ANSIEL」プロジェクトの責任者である荒浪さんの存在は非常に大きく、初期の段階から「世の中の役に立つものを一緒につくりたい」という熱い想いを共有してくださいました。
積水化学工業様は、大企業としてのプロセスをしっかり踏みながらも、驚くほどのスピード感と柔軟さで意思決定を進めてくださり、私たちとの率直な意見交換にも真摯に向き合ってくださいました。
スタートアップは、常に“墜落ギリギリの低空飛行を超スピード”で行いながら、急上昇のタイミングを探し続ける存在です。そんな不安定な状態の中で、積水化学工業様はまさに私たちに伴走し、ともに飛ぶ準備をしてくれるパートナーでした。
このような共創の姿勢に、心から感謝しています。

記事掲載を通じて、改めて当時の想いが蘇る
今回の取材では、荒浪さんと並んでお話しさせていただきながら、現場で交わしたやり取りや、リリース前夜の緊張感、チーム全体の熱量が鮮やかによみがえってきました。私たち自身にとっても、あらためて当時を振り返る良い機会となりました。
そして、それらの想いや背景を丁寧にまとめてくださった積水化学工業の皆様、また、取材・制作に関わってくださったすべての方々に、心より御礼申し上げます。
今後も、テクノロジーの力で現場を支え、「限られた介護の力を、本当に必要な人へ」届けるために、挑戦を続けてまいります。
引き続き、Reha3.0をどうぞよろしくお願いいたします。
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介護現場の“なんとなくの感覚”を、AIとセンサーで可視化。予測テクノロジーで、介護職員の負担軽減を目指す。
