いつどこでも、
あなたらしい生活を送りながら、
健康な未来に向かう社会。
リハビリテーション技術と
テクノロジー(AI・ICT)を用いて
医療情報に新たな価値をプラス。
「あなたらしい健康な未来」を創造します。
より自由に、より柔軟に、
すべての人に予防医療を届けます
Rehabilitation3.0株式会社 代表取締役 増田浩和
人は、一日24時間を8時間の睡眠と16時間の活動に使っています。
誰しもが、健康な生活を送りたいと考えており、良質な睡眠と適切な運動は欠かせません。
どうすれば健康な生活を送れるのか... その答えは、人それぞれで異なります。
私は16年間作業療法士として、
ご利用者さん個別の状態に合わせたリハビリテーションを提供してきました。
この技術をより多くの方に、手軽に提供できないか、それが再出発の原点でした。
私たちが発明したSAAは、睡眠をセンシングするだけで活動能力を推定し、改善策を提案します。
取り組み内容や睡眠結果を再学習し、どんどん最適化できます。
朝起きたら、その日の健康状態が一目でわかる。
理想の健康未来像をAIに伝えれば、あなたに合った運動やストレッチ、注意点などを教えてくれる。
それをしてもしなくてもいい。主体はあなた。
だから、「より良く」が提案される。
個人の健康情報は匿名で社会活用されているけど、個人がいつでも利用を中止できる。
必要な健康医療情報は重要度別に時系列管理され、正確かつ迅速に医療従事者と共有されている。
だから医療従事者は専門業務に注力できる。
ひとだからこそできる支援に全力を注ぐことができる。
医療・介護サービスは、専門業務以外はテクノロジーが担って効率化されているため、
社会保障費は自然と削減されている。
健康寿命は延伸し、人は最後まで自己選択しながら自立した人生を全うする。
こういった持続可能な社会を、リハビリテーション技術とテクノロジーで実現します。
睡眠から活動能力を推定する
SAA
(Sleep Activity Assessment)
システムの開発
睡眠中の心拍数、呼吸数、体動などの情報をAI分析し、歩行能力や筋力、判断力などの活動能力を推定します。
さらに、運動やストレッチ、注意点などの改善策を提案します。改善策の効果は、翌日の睡眠に影響を与え、活動能力、改善策が更新されます。
情報はどんどん太くなり、最適化が進みます。この技術を世界で初めて開発し、特許出願中です。
NTTドコモ様にAI技術で協力頂いており、共同研究開発を実施中です。
高齢化社会では2つの喫緊の課題があります。院内で多発する転倒事故と看護師・介護士が疲弊していることです。
看護・介護スケジュールは、24時間途切れなく続き、大半の業務は認知症高齢者の対応で時間が超過してしまいます。その全てにおいて、SAAで業務の削減ができます。
患者さんの状態を(自立・一部介助・全介助)の7段階で予測し、誰に、どれだけのケアが必要か事前に自動判別、ケアの効果を可視化することができます。睡眠をセンシングするだけなので、患者さんに負担はかかりません。
世界中から集まったデータを基に、あなたに最も効果的で、継続しやすい運動などを提案します。
ダイエット方法や腰痛予防なども提案し、あなたの健康な未来を創造します。
ご本人の情報は、経時的に記録され、いつでも閲覧が可能です。
24時間、途切れない記録は、医療従事者がケアの課題を抽出するのに役立ちます。
ご家族なども含め、必要な人に必要な情報を共有することが可能です。
ひとは睡眠中も活動しています。呼吸をし、寝返りもします。寝るときは、いつもの場所、いつもの枕で寝たいものです。睡眠環境はみな一定と言えます。この条件は、バイタルを安定的に計測するのに最適です。データのブレを除くことができます。
一方、日中の活動は、歩いたり、トイレに行ったり、お風呂に入ったりと多種多様です。睡眠と活動にはどのような関係があるのか...。例えば、寝不足であれば、自力で歩ける人がつまづく可能性が高くなります。歩けない人は、寝返りが打てなくて寝苦しい可能性があります。また年齢や性別、体形によって、筋力が低下したり、膝が痛くなるなど運動能力に変化が出ます。それらは睡眠にも変化を及ぼします。
私たちは、睡眠と活動について、リハビリテーション医学に基づき、因果関係を整理しました。その結果、睡眠時バイタルや年齢などの身体的特徴をAI分析することにより、活動能力を推定できることが分かりました。NTTドコモ様と分析を進め、推定値は飛躍的に向上を続けています。