活用方法について

  • 高齢化社会でSAAを活用

    高齢化社会では2つの喫緊の課題があります。院内で多発する転倒事故と看護師・介護士が疲弊していることです。
    看護・介護スケジュールは、24時間途切れなく続き、大半の業務は認知症高齢者の対応で時間が超過してしまいます。その全てにおいて、SAAで業務の削減ができます。
    患者さんの状態を(自立・一部介助・全介助)の7段階で予測し、誰に、どれだけのケアが必要か事前に自動判別、ケアの効果を可視化することができます。睡眠をセンシングするだけなので、患者さんに負担はかかりません。

    高齢化社会でSAAを活用
  • ヘルスケアでSAAを活用

    世界中から集まったデータを基に、あなたに最も効果的で、継続しやすい運動などを提案します。
    ダイエット方法や腰痛予防なども提案し、あなたの健康な未来を創造します。

    ヘルスケアでSAAを活用
ご本人の情報は、経時的に記録され、いつでも閲覧が可能です。
24時間、途切れない記録は、医療従事者がケアの課題を抽出するのに役立ちます。
ご家族なども含め、必要な人に必要な情報を共有することが可能です。
なぜ、睡眠から運動能力と認知能力を
推定することができるのか?
Rehabilitation3.0

ひとは睡眠中も活動しています。呼吸をし、寝返りもします。寝るときは、いつもの場所、いつもの枕で寝たいものです。睡眠環境はみな一定と言えます。この条件は、バイタルを安定的に計測するのに最適です。データのブレを除くことができます。

一方、日中の活動は、歩いたり、トイレに行ったり、お風呂に入ったりと多種多様です。睡眠と活動にはどのような関係があるのか...。例えば、寝不足であれば、自力で歩ける人がつまづく可能性が高くなります。歩けない人は、寝返りが打てなくて寝苦しい可能性があります。また年齢や性別、体形によって、筋力が低下したり、膝が痛くなるなど運動能力に変化が出ます。それらは睡眠にも変化を及ぼします。

私たちは、睡眠時の心拍数、呼吸数、体動(寝返り)のデータを、リハビリテーション医学の経験と知見に基づき切り刻んで突合、400種類の特徴量に生成しました。それをAI分析することで、理学療法士が評価した日常生活動作能力値とほぼ同等の正答率(18項目中17項目の正答率93%)に達しています。