2件目の特許! バイタル表示プログラムの特許を取得!!

Rehabilitation3.0株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役:増田浩和)は、心拍数や呼吸数の瞬間的な変動を目視により把握し易い形でグラフ表示するバイタルデータ表示装置およびプログラムの特許を取得しました。

心拍数などをグラフ表示するには、時間軸を横軸とし測定値軸を縦軸とする座標系の上に、測定値の変化を、点の集合、折れ線、あるいは曲線により表示するのが一般的です。(図1)

(図1)

しかし、このような一般的な表示の形態では、体調の急変に起因して測定値が瞬間的に変動する場合に、その変動を目視により捉えるのは容易でない、という問題点がありました。

本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、瞬間的な変動を目視により把握し易い形態で表示することを目的としています。
本発明は、時間軸とバイタルデータ軸とを座標軸とする座標系の上に、所定の図形を配置することにより、バイタルデータを視認することができるます。図形の大きさによって、各時刻におけるバイタルデータの、代表値からの変動を視認することができます。(図2)

(図2)

常に迅速かつ正確に多数の患者さんのバイタルの異常有無をモニタリングしている看護業務への活用が期待できます。

また、スマートウォッチなどでバイタルを測定することが身近になっている今、一般ユーザーが手軽に、より正確に体調を管理できるように活用したいと考えています。

 

発明の名称:バイタルデータ表示装置及びバイタルデータ表示プログラム

特許権利者:Rehabilitation3.0株式会社

発明者:増田 浩和

出願番号:特願2020-140861

出願日:2020年8月24日

登録日:2022年5月19日

特許権利の範囲:【請求項1】
被検者のバイタルデータの入力を受け付けるバイタルデータ受付部と、
前記バイタルデータ受付部が受け付けた前記バイタルデータを、表示画面に表示する表示データを、生成する表示データ生成部と、
生成された前記表示データを出力する表示データ出力部と、を備え、
前記表示データは、時間軸とバイタルデータ軸とを座標軸とする座標系の上に、所定の図形を配置することにより、前記バイタルデータを表示し、前記図形の前記座標系上の位置が、各時刻における前記バイタルデータの値を表示し、前記図形の大きさが、前記バイタルデータの傾向を示す代表値からの前記バイタルデータの変動を、強調して表示する、バイタルデータ表示装置。