~転倒リスク推定の知財保護を強化~
Rehabilitation3.0株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:増田浩和)は、睡眠データとAIにより推定したFIM(Functional Independence Measure:日常生活動作の自立度を評価する指標)を活用して転倒リスクを推定する技術について、特許(特許第7864394号)を取得したことをお知らせいたします。
当社はこれまで、睡眠時のバイタルデータと利用者属性からFIMを推定する技術について特許を取得し、介護施設や医療機関向けに「Reha3.0」を提供してまいりました。
このたび新たに取得した特許は、睡眠データから推定されたFIMと睡眠状態を組み合わせることで、対象者ごとの転倒リスクを推定する技術に関するものです。
これにより、当社が提供する「Reha3.0」の中核機能である転倒リスク推定に関する知財保護をさらに強化し、独自技術による競争優位性の向上を図ります。
特許技術の概要
本特許は、睡眠センサから取得した心拍数・呼吸数・睡眠時間などの睡眠データと、年齢やBMIなどの基本情報をもとにAIがFIMを推定し、その推定結果と睡眠状態を組み合わせて転倒リスクを算出する技術です。
従来、転倒リスクの評価は職員による観察や定期的なアセスメントに依存する場面が多くありました。
一方で、対象者の状態は日々変化するため、評価時点と実際の状態に差が生じることもあります。
本技術により、対象者の状態変化を日々の睡眠データから継続的に把握し、その日の転倒リスクを可視化することが可能となります。また、転倒リスクが高い対象者の離床を検知した際には職員へ通知することで、転倒事故の未然防止を支援します。
Reha3.0が提供する価値
Reha3.0は、睡眠時バイタルデータとAIを活用し、18項目のFIMを毎日推定するとともに、転倒リスクを可視化するクラウドサービスです。
介護施設や医療機関では、対象者一人ひとりの状態を毎日把握することが求められる一方、限られた人員の中で継続的に評価を実施することは容易ではありません。
Reha3.0は、睡眠データを活用して状態変化を自動的に把握し、転倒リスクの高い方を毎朝トリアージすることで、職員が優先的に対応すべき対象者を明確化します。これにより、安全性の向上と業務負担の軽減の両立を支援しています。
今後の展望
Rehabilitation3.0は、睡眠データを活用したAI技術の研究開発を継続するとともに、介護・医療現場における事故予防や業務負担軽減に貢献するソリューションの提供を進めてまいります。
これからもコツコツ スピーディーに取り組んでまいります!
【特許概要】
特許番号:特許第7864394号
発明の名称:
転倒リスク推定装置、転倒リスク推定方法、転倒リスク推定プログラム、人工知能学習装置、人工知能学習方法及び人工知能学習プログラム
特許権者:Rehabilitation3.0株式会社
登録日:2026年5月15日
発行日:2026年5月25日
※FIM(Functional Independence Measure)は、移動、移乗、セルフケア、コミュニケーション、問題解決、記憶など18項目から構成される日常生活動作の自立度評価指標です。