Plug and Play Japanより、積水化学工業×Rehabilitation3.0の共創事例が紹介されました!

このたび、世界最大級のオープンイノベーション・プラットフォーム「Plug and Play Japan」公式ブログにて、
積水化学工業株式会社とRehabilitation3.0の協業事例が紹介されました。

掲載記事はこちら(Plug and Play Japan公式ブログ)

1.Plug and Play Japanとは

Plug and Playは、米国シリコンバレーを拠点とする世界最大級のアクセラレーター/VCネットワークであり、Google、PayPal、Dropboxなどを初期支援した実績を持つグローバルイノベーション企業です。
現在は40カ国・50拠点以上で展開し、日本法人であるPlug and Play Japan株式会社は、大企業とスタートアップの共創を通じて新規事業の創出を支援しています。

今回の記事では、同社が運営するプログラムから生まれた「積水化学工業 × Rehabilitation3.0」の取り組みが、PoC(実証実験)から事業化へと発展した稀有な成功事例として紹介されています。

2.記事に込められたメッセージ

記事は次の言葉から始まります:

「新規事業の創出は、多くの企業にとって大きな挑戦であり、PoC(実証実験)から事業化へと進むケースは極めて稀です。積水化学とRehabilitation3.0の協業は、これらの困難を乗り越え、介護事業という積水化学にとって新たな市場でのソリューションを生み出した事例として注目されています。」

この一節は、私たちが取り組んできた協業の本質です。
PoCから事業化へ進む確率がわずか**5〜10%**といわれる中で、積水化学工業、Plug and Play Japan、そして弊社が一体となり、現場の課題に根ざした形で社会実装を実現できたことを、私たちは大きな成果と考えています。

3.協業が成功した理由-三者の強みが融合した共創のかたち

今回の協業がPoC(実証実験)から商品化へと発展した背景には、積水化学工業、Plug and Play Japan、Rehabilitation3.0の三者が、それぞれの強みを活かしながら「人」「スピード」「現場理解」を共有できたことがあります。

  • Rehabilitation3.0:
     介護・リハビリ現場の知見をもとに、AI技術で「転倒リスク」や「活動状態」を可視化。
     現場で“使える”技術として仕上げることに徹し、開発と実装を往復しながら課題を磨き込みました。

  • 積水化学工業:
     長年培ってきた圧電センサー技術を介護現場に応用し、見守りセンサー「ANSIEL」を開発。
    Rehabilitation3.0のAI解析技術と組み合わせることで、利用者の運動・認知状態を予測し、職員の行動につながる新しいケア支援を実現しました。

  • Plug and Play Japan:
     両社が出会い、協業へと進むきっかけをつくり、 PoCの設計から実証・調整、さらには次のステップへの橋渡しまでを一貫してサポート。
     “共創が持続する仕組み”を築いてくださいました。

これら三者の連携によって、単なる技術検証にとどまらない「事業共創」としての成功を収めることができました。

私たちRehabilitation3.0は、今回の協業を通じて得た経験とネットワークを糧に、大企業との共創、そしてPlug and Play Japanが提供するグローバルな連携の場を活かしながら、さらなる社会実装に挑戦していきます。
これからも、コツコツ 加速し続けます!